映画『ガリラヤの漁師』―なぜイエスは最初の弟子に、ガリラヤの漁師を選んだのだろう?

聖地イスラエルの美しい映像と、雅楽をはじめ日本的で神秘な音楽で織り成す、ヒューマンドキュメント。

つの疑問から始まった、青年と漁師の宗教を超えた魂の出会い。
ハイファ国際映画祭・学生短編部門で準優勝!
監督・脚本・撮影・編集、25歳の青年が1人で制作した受賞作品。

幕屋の留学生として、聖地イスラエルに留学している田中大志さんは、イスラエルの言葉・ヘブライ語を学びました。その後、以前から興味をもっていた映像制作を学ぶことにしました。田中さんは、学校の授業を受けつつ、前から思っていた疑問「どうしてイエスはガリラヤの漁師を弟子にしたのだろうか」を映画化することに挑みます。個人的な疑問から作りはじめたこの映画は、ガリラヤ湖で昔ながらに漁をする漁師との出会いによって、多くの人々の心を揺り動かす作品となりました。

田中大志 プロフィール
1994年、大阪市生まれ。
19歳で聖地に留学。現在エルサレムにあるベツァレル美術デザイン学院にて学ぶ。


聖地イスラエルに留学している仲間はほかにもいます。キブツ(共同村)で働きながらヘブライ語を学び、その後、イスラエル各地の大学で勉強する人や、音楽やダンスを学ぶ人、医療関係の仕事を体験する人、聖書を携えて全国を旅する人もいます。
いろんな分野にチャレンジしていますが、留学の一番の目的は、聖書に記されたその場所で祈り、聖書そのものを体感すること。そして、「神様に出会いたい」、それがみんなの願いです。
心を熱く燃やしながら、自分がこれからどう生きるのか、という問いを深める時を過ごしています。


本記事は、月刊誌『生命の光』2020年4月号 “Light of Life” に掲載されています。