敗戦後、神の迫りを受け、荒廃した日本を救おうと立ち上がった手島郁郎。1本の四つ葉のクローバーを手にして祈った。

吉村さん夫妻は、東京下町住まい。日々あの人この人を訪ねては、キリストの信仰に生きる喜びを分かち合っている。

敗戦後、山下さん一家は困難を乗り越え中国から引き揚げてきた。次に、結核が家族を襲うが、神に救われ苦難が喜びに。

一寸先が見えない嵐の中でも、「勇気を出せ、わたしがいる、恐れるな！」と御声をかけて、神様自らが働きたもう。

夏期聖会では、集う皆が心を一つに神を賛美する。孤児だった岩下さんは、母親のような愛を受けた永水さんと共に参加。

米軍の猛攻撃から守られて育った石川さん。高校卒業後、聖霊を注がれると、やがて熊本へ。神は常に道を示したもうた。

東京駅前の広場に両手を挙げて祈る「愛（アガペー）」の立像がある。戦後、戦争犯罪を問われた人たちの祈りを象徴。

神は自分のかたちに人を創造された。人間の本来の姿は、神の面影を映して生きること。そうして生きると神の栄光を現す。

「石ころのような者も神の子と変わる」。弱かった橘田さんは、そんなキリストの生命に触れ、聖句に励まされ、新天地へ。

「神様の愛に触れて嬉しい！　この愛を伝えたい」とハンセン病患者の方が言った。その言葉は少女の心を深く揺さぶった。